『月のしずく』

『月のしずく』

主人公は三十年近くコンビナートの荷役をし、
酒を飲むことだけを楽しみにしていました。

そんな男のもとに、
十五夜の晩、偶然、美しい女が転がり込んできました?

出会うはずのない二人が出会ったとき、
今にも壊れそうに軋みながらも、優しいドラマが始まります。

作家の浅田次郎は
「プリズンホテル」「蒼穹の昴」「壬生義士伝」
など寡黙な男の心情を独特の視点から描きだしています。

「地下鉄に乗って」で第16回吉川英治文学新人賞、
「鉄道員」で第16回日本冒険小説協会大賞特別賞と
第117回直木賞を受賞しています。